ASDOからのお知らせ

2021年度定期総会報告

ASDOからのお知らせ

【開催日】2021-06-19
【開催時刻】14:00

2021年度(一社)東京構造設計事務所協会定時社員総会のご報告   2021年7月

(一社)東京構造設計事務所協会会長 山内哲理

 

令和3年6月19日、としま区民センターにて2021年度の(一社)東京構造設計事務所協会定時社員総会を開催し、全議案を満場一致で採決頂きましたことをご報告申し上げます。皆様のご協力、誠にありがとうございます。

緊急事態宣言が発出される中で、今年も委任状、あるいは議決権行使書を頂き、少人数開催の総会とさせて頂いたところです。正会員、賛助会員他の皆様とお会いする貴重な機会でありましたが叶わず、大変残念に思っています。

東京都では、3回目の緊急事態宣言が翌6月20日に解除され21日よりステージ4からステージ3の「まん延防止等重点処置」に移行することとなりましたが、オリンピック、パラリンピックを控えており、コロナ禍の状況は今後どのように推移するのか不明であります。我々も慎重な行動をしなければなりませんが、その中でWEBを最大限利用し、出来うる活動を今年度も積極的に進めていきたいと考えております。

また、今年度から新たに3人の若い方に理事となって協会の運営に参画頂き、協会のさらなる活性化を図っていきます。2年後の理事改選期にもさらに若い方を迎えられるように、幅広い活動をしていきたいと思います。

次世代を担う若手構造設計者のスキルアップは当協会にとって非常に大切なことと考えており、若手がたくさん集って、自由に発信し、発言し、討論できるような情報交換の場をたくさん設けるつもりでおりますのでご協力をお願いいたします。

さて、今年度以降の当協会の活動ですが、下記の3項目に重点を置いて活動したいと考えます。

①まず第一に、当協会は独立されて間もない方から熟練の方にいたるまでの構造専業事務所主宰者の集まりですから、会員事務所の健全な経営のための様々な情報発信、できうる支援を行っていくことです。特に今年度より、法務・税務・労務の各エキスパートの3名の先生に当協会の顧問となって頂き、正会員からの相談事にも対応をして頂くこととしております。

②次に、前述しましたように若手を中心とした協会の活性化を図ることです。新しく「若手交流委員会」を設置して、独立したばかりの技術者への情報共有や、あまり協会活動に参加されていない正会員や準会員の方へのアプローチをしていきたいと考えます。

③第三に、社会貢献です。(公財)東京都福祉保健財団が実施する「社会福祉施設・医療施設等耐震化促進事業」に基づき、(公財)東京都防災・建築まちづくりセンターと覚書を締結し、都内施設での耐震化推進業務を行う予定です。

また、建築の意匠・構造・設備・積算の東京四会が参加する「東京建築設計関連事務所協会協議会(TARC)」に参画し、各会の職能を発揮し関連行政との連携を深めながら社会のニーズに応えるべく活動をしていく所存です。

全国交流会では、国内各地域の構造設計事務所協会との意見交換会を引き続き実施して、構造の職能向上を図っていきたいと思います。

 

【役員就任のご報告】

今年度は任期満了に伴う役員改選を行い、新役員が選任され、就任いたしました。謹んでここにご報告申し上げます。(組織図参照)

コロナ禍が始まってほぼ1年半余りが経過したことになりますが、今後ともコロナの中で、できうることを進めていきたいと思っているところですので、皆様のさらなるご支援、ご鞭撻をお願い申し上げ、定時総会のご報告とさせて頂きます。